2022年3月30日水曜日

発達障害啓発週間関連展示

1階階段下の展示スペースにて、発達障がい啓発週間関連展示が始まりました。

毎年4月2日は国連が定めた世界自閉症啓発デー、日本では4月2日から8日までが発達障がい啓発週間となっています。

これに合わせて萩図書館では、自閉症や発達障がいに関する資料を集めて展示しています。




「発達障がいについて」、「発達障がいのある人を支援」「発達障がいの人の世界」の3つのテーマに合わせて本を集めていますので、それぞれのテーマの本をぜひご覧ください。



自閉症啓発デーのシンボルカラーは、癒し・希望・平穏を表す「青」となっています💙

4月2日当日にはみなさんも青色を身に着けて、自閉症や発達障がいについて考えてみませんか?


2022年3月22日火曜日

春のわくわくおはなし会

 3月21日(月)に萩図書館開館記念日行事として

🌸春のわくわくおはなし会🌸を開催しました!!

おはなし会は2部構成になっていて

第1部は九州おはなしかご主宰の金野実加枝さんによる

おはなし会でした。

あかずきんちゃんがオオカミに変身!?

声楽家・語り手の金野さんの表情のある声で語られるお話に、

子どもたちだけでなく大人も夢中になって聞き入っていました。

内容はストーリーテリング、ペープサート、大型絵本、パネルシアターと

盛りだくさん!

最後はみんなでお手玉遊びをしました。

第2部は手袋人形づくりのワークショップ!

♪ことりはとっても歌が好き~♪

今回は春らしい黄色がかわいいことりをつくりました。

金野さんの指導のもと、参加者は無心に針をチクチクチク・・・。

完成後は手袋人形を使った遊び方も教えてもらいました。

「楽しかった!」「来てよかった!!」という声をたくさん聞き、

スタッフ一同、明るい気持ちになりました。

金野さん、参加者の皆さん、ありがとうございました!!(^▽^)/


2022年3月18日金曜日

萩のまちと文学⑦ 竹内八郎

 善福寺近くの藍場川畔に

「家ごとに 池を構へて 水を引き 朝夕清き 藍場川流る」

という歌碑が建っています。




これは、萩市出身の歌人 竹内 八郎 (たけうち はちろう)の歌です。

竹内八郎は、明治32(1899)年に浜崎で生まれ、同志社大学在学中、

橋田東聲はしだとうせいによって創刊された『覇王樹はおうじゅ』に入り、

橋田東聲はしだとうせい臼井うすい大翼たいよくの指導を受けました。

大学卒業後は銀行勤務を経て、山口県立萩商業学校の教員となり、

県内で最初の歌誌白梅しらうめ』や郷土史『みな可美かみ』『文芸風土』

などに参加しました。

その後、歌誌『あらつち』を創刊した岩松文彌いわまつぶんやの急逝の後を継ぎ、

その発展に尽力しました。

 

歌碑にある歌は、昭和41(1966)年の作で、

歌碑は昭和48(1973)年に建立され、

竹内八郎はその翌年74歳で亡くなりました。

 

「草あらく水涸れし大照院に来て寒き冬日をこひつつゐたり」

「萩橋をわが渡るとき田床嶺に月の出前の光ぞ澄める」

「指月嶺の夕日に歌ひし感傷も四十年経ていま有難し」

 

このほかにも自然豊かな美しい萩の景色を詠んだ歌がたくさんあります。

暖かな風が肌に触れ、

鳥のさえずりや草花の芽吹きを感じられる春が訪れ、

散策に良い季節になりました。

藍場川の流れを見ながら、

桜の下にある歌碑や萩の町を歩いてみませんか?

 

【主な著作】

歌集『()(そら)』樹空出版会/発行 ※当館所蔵あり

樹空抄除(こそらしょうじょ)草庵(そうあん)雑記(ざっき)』竹内八郎先生歌碑建設会/発行 ※当館所蔵あり

『あらつち十周年記念歌集』(昭和35年)

 

【参考図書】

『やまぐちの文学者たち』

  やまぐち文学回廊構想推進協議会/発行・編集 ※当館所蔵あり

『作家たちの文章で綴る 萩のまち文学散歩』

  萩図書館「文学散歩」制作委員会/編 

  萩まちじゅう博物館出版委員会/発行

 ※当館所蔵あり カウンターにて販売中


2022年3月14日月曜日

NPO萩みんなの図書館活動報告展

萩図書館1階 エントランスにて、

2021年度 NPO萩みんなの図書館活動報告を展示しています🍀



今年度の行事と各班の会員活動の様子を紹介しています。
ぜひご覧ください✨



NPO萩みんなの図書館は、
市民のみなさまと共に成長し続ける図書館を目指し、
会員を随時募集しています。

図書館の活動を通して、
楽しい仲間づくりをしませんか😊


入会申込書を設置しておりますので、
興味のある方はお気軽に
職員までお問合せください。


お待ちしております💫