2018年1月より、2階郷土資料コーナーの展示ケースで
「松下村塾で出版された書籍」
を展示しています。
今年は明治維新150年にあたります。
松下村塾は多数の人材を輩出しましたが、出版活動をしていたことはあまり知られてないようです。松陰の死後、松下村塾の塾生たちは、いち早く松陰や松陰にかかわる人物の著作等を出版し、その志を普及させ、功績を後世に残そうとしました。
この展示では、萩図書館所蔵の松下村塾版書籍の一部を紹介しています。
展示している書籍は
『講孟箚記(こうもうさっき)』
『興風集・興風後集(こうふうしゅう・こうふうごしゅう)』
『照顔録・附坐獄日録(しょうがんろく・ふざごくにちろく)』
『清狂詩鈔(せいきょうししょう)』
『宋元明艦紀奉使抄 上・下(そうげんみんかんきほうししょう)』
『孫子評註 上・下(そんしひょうちゅう)』
『留魂録 風詹遺草(りゅうこんろく ふうえんいそう)』
の7点です。
『講孟箚記』
『留魂録 風詹遺草』
展示期間は1年間です。松陰の遺志を受け継ぎ出版活動をした塾生たちの熱意が伝わってくるこれらの書籍をぜひご覧ください。