2016年1月24日日曜日

明治の三書


1月から2階の展示ケースに「明治の三書」展示しました。

「明治の三書」とは、明治初期にベストセラーとなった以下の三冊です(*^^)

福澤諭吉の『西洋事情』

中村正直の『西国立志編』

内田正雄の『輿地誌略』

これらの本は明治維新後の日本が欧米諸国の知見を吸収して、
近代国家として成長していく基盤となった書です。


特に『西洋事情』では福澤諭吉が、

「西洋諸国ノ都府ニハ文庫アリ、『ビブリオテーキ』ト云フ、

日用ノ書籍図画等ヨリ古書珍書ニ至ルマデ万国ノ書皆備リ

衆人来リテ随意ニ之ヲ読ムベシ」

として、図書館について記しています。

日本の近代化に大きな影響を及ぼした「明治の三書」
ぜひご覧ください。