2026年4月14日火曜日

暮らしに役立つ図書館講座 「もしもの時に備える家族信託とサポート支援~身元保証から死後事務まで一貫して支える安心~」

 412日、令和8年度「暮らしに役立つ図書館講座」を開催しました。
 今回は、山口銀行 家族信託専門士の 原田美穂子氏 を講師にお迎えし、
「もしもの時に備える家族信託とサポート支援」についてお話しいただきました。


講座の前半では、日本の高齢化の現状について分かりやすく説明していただきました。 
2023年の統計では、100歳以上の方は約9万人。長寿化が進む一方で、85歳以上では約2人に1人が要介護・要支援となる可能性があることも紹介されました。 


特に認知症は大きな要因のひとつで、認知症になった場合、高額な介護費用が必要となります。そのような時、本人が銀行に行けず、意思確認ができない場合は、預金が下ろせなくなる可能性が高くなってしまいます。


講座の本題では、認知症などで本人が銀行に行けなくなった場合や老後の財産管理、一人暮らしのサポート支援等について、成年後見制度・家族信託制度・おひとりさまサポートの3つの制度を解説していただきました。それぞれにメリット・デメリットがあり、どの制度が良いかは状況によって異なります。 共通して大切なのは、認知症になる前に、早めに備えておくことだそうです。

質疑応答では、高齢の家族を支えている方や一人暮らしの方から、日常生活での不安や困りごとが寄せられました。講師の回答は、参加者の皆さんにとって具体的な対処のヒントとなったようです。

「もし自分が認知症になったら、誰が助けてくれるのか」「銀行に行けなくなったら、誰がお金を管理してくれるのか」「病院や施設に入るとき、誰が身元保証人になるのか」。 いざ問われると、すぐに答えられない方も多いのではないでしょうか。

今回の講座は、備えあれば憂いなしの大切さを改めて考える機会となりました。 参加してくださった皆さま、ありがとうございました。