2016年8月28日日曜日

ライブラリーセッション「潜水医学について」

8月27日にライブラリーセッションを開催しました。
講師は、玉木病院 院長 玉木英樹さんです。
「潜水医学について」
というテーマでお話しをしていただきました。
 
こんなにたくさんのご来場者がありました!

                
 潜水医学ってなんだろう・・・と思っていると、
まず水難事故での救急処置のお話しから始まりました。

夏は水辺の事故が増えます。救急処置は
「大体でいいから すぐやること
 大体でいいから 必ずやること」
が重要だそうです。
 
そして潜水医学についてのお話しが始まりました。
スキューバダイバーのための医学は進んでいますが、
素潜り漁師(あま)のための医学は進んでいません。
萩市には約380人のあまさんがいます。
その方達の医療のために玉木先生は研究を始められたそうです。


高気圧酸素治療法の研究もされているそうですが、
効果がありすぎるので、2010年のオリンピックまでは
ドーピングとして禁止されていたそうです。
 
萩市で美味しいサザエやアワビを食べられるのはあまさんのおかげ。
そしてあまさんの健康を守る玉木先生はじめ、
医療スタッフみなさんのおかげですね!

専門知識がない人にもわかりやすく、
ユーモアを交えてお話ししていただきました。
玉木先生、お忙しいなか 本当にありがとうございました。
 
 
皆様、後期のライブラリーセッションもお楽しみに!