2023年1月21日土曜日

展示「星空を見上げる」

萩図書館1階 階段下にて

展示「星空を見上げる」を開始しました!!☆彡




星や宇宙の基本を知るための本や、

星空を見上げるのが楽しくなりそうな本、

読み終えるときっと夜空を見上げたくなるような小説など・・・

星に関する本をたくさん展示しています🌟

 

冬は空気が澄んでいて、一等星も多く、星を見るのにぴったりの季節です!!

この冬は、星に関する本を片手に夜空を見上げてみてはいかがでしょうか?📖☕

 

また、この度は 電子図書館でも同時に

特集「星空を見上げる」を始めています (^^♪


電子図書館は萩市に在住の方、

萩市内に通勤・通学をされている方であれば

どなたでも登録することができます。

 詳しい利用案内はこちらをご覧ください 💡


みなさまのご登録、ご利用をお待ちしております😊

展示「江戸-明治時代のおうち時間の過ごし方」

2階 郷土資料コーナーのガラスケース展示が変わりました!

今年のテーマは

江戸-明治時代のおうち時間の過ごし方です🏠💭


      


近年、コロナ禍により自宅で過ごす時間が長くなり、

家の中にいながら出来る楽しみ方や

有意義な時間の使い方が話題にあがることが多くなりました。

生活の変化により登場した「おうち時間」という言葉も

定着してきつつありますよね。


そこで、今年の展示では、碁や料理、謡曲などといった

室内で人々に楽しまれていた趣味や娯楽に関する和書を展示しています!📚

また、長州藩士9人の趣味に関するエピソードも併せて展示しています。










江戸・明治時代を生きた志士たちも、私たちと同様に

様々な趣味や娯楽を楽しんでいたようで、

個性あふれるエピソードが残っています 💡


志士たちを少し身近に感じることが出来るような

意外な一面を紹介していますので、ぜひご覧ください ♬


       


また、萩図書館HPには展示資料リストを掲載しています📖

こちらもぜひ、ご覧ください(*^^*)

2023年1月17日火曜日

DVDを寄贈いただきました!

 1月17日(火)あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 

MS&ADゆにぞんスマイルクラブ様より視聴覚障がい者用DVDの

         寄贈を受けました。

MS&ADゆにぞんスマイルクラブとはあいおいニッセイ同和

   損害保険株式会社の役職員による募金制度で社会に貢献することを

   目的にされています。

  この度寄贈いただいたのは

   現代日本が抱えるお金の問題に普通の主婦が立ち向かう、

        痛快お金のコメディ『老後の資金がありません!』

  切なくも美しい大人の愛の物語 『マチネの終わりに』

  高齢の母親と自閉症を抱える息子の絆を描く『梅切らぬバカ』

  の3本です。

  話題の3作品、ぜひ図書館内でお楽しみください。

  


  

  

 

2023年1月9日月曜日

萩のまちと文学⑰ 三好 達治


 シリーズ「萩のまちと文学」

17回目は、詩人 三好 達治(みよし たつじ)をとりあげます。

 

三好達治は大阪府出身の詩人です。

東京帝国大学仏文科を卒業後、「詩と詩論」に参加、のちに堀辰雄らと詩雑誌「四季」を創刊します。

萩原朔太郎を師と慕い、伝統詩を継承しながら、フランス近代詩の手法を取り入れた独自の境地を開きました。

昭和28年に『駱駝の瘤にまたがつて』により芸術院賞を、昭和38年に『定本三好達治全詩集』により読売文学賞をそれぞれ受賞しています。


さて、そんな三好達治ですが、萩への旅行記も残しています。

シリーズ第11回で紹介した河上徹太郎、井伏鱒二の3名での旅の様子が『三人旅の記 -防長行脚-』「萩から山口まで」に書き記されています。

 

「越ケ浜の明神池は、その先につき出た小半島が噴火山の笠山といふのを噴き起こした時に、そこのところのくびれに形づくつた小さなひと眼に見渡せるつきりの池(むろん鹹水の)であるが、池中には猿沢池の鯉鮒のやうに、現在はそれくらいの密度でまだいや黒鯛その他の磯魚を養殖させてゐる。自然の生簀とも水族館ともいつていいその岸辺にたつて手をたたいてアンパンを投げると、それらのくづが水面に跳り出て素早く啄むことまた猿沢池と同じである。井伏君は釣意をうごかしたかもしれないけれども、むろん釣らせてくれる筈はない、天然記念物だから。それは一見にとどめてもまた海水を仕切つた生簀のあつたのはこの方は天然記念物ではなかつたから、井伏はさつそく仕事にかかつたけれども、仕損じて一度釣り落したきり後は釣れなかつた。残念ながら時間もたりなかつた。」

『三人旅の記 防長行脚』「萩から山口まで」より













国指定の天然記念物である明神池は、笠山の東麓にあり、笠山と本土との間に砂州が堆積し、陸続きになったときに埋め残されてできた池です。

池は溶岩塊の隙間を通して外海と繋がっており、当時と変わらずイシダイ、マダイ、クサフグなど海水魚が生息しています。

池の魚への餌やりの様子は、現代を生きる私たちと変わらない風景で、三好ら三人の姿が目に浮かぶようです。

天然の水族館とも呼ばれる明神池で作家たちの見た景色に思いを馳せながら、雄大な自然を感じてみませんか?

凛とした空気の中、ゆっくりと深呼吸をして新たな気持ちで一年を歩み出したいですね。

 

 

最後に、寒の入りを迎えたこの時季に味わいたい詩をご紹介します。

 

「雪」

太郎を眠らせ、太郎の屋根に雪ふりつむ。

次郎を眠らせ、次郎の屋根に雪ふりつむ。

(『測量船』 三好達治/著)














【参考図書】

『ふるさと文学館 第41巻』 磯貝 英夫/責任編集

『駱駝の瘤にまたがって 三好達治伝』 石原八束/著

測量船』 三好達治/著 

『萩市の史蹟名勝天然記念物』 金子久一/著 

 ※当館所蔵あり

『作家たちの文章で綴る 萩のまち文学散歩』 萩図書館「文学散歩」制作委員会/

 ※当館所蔵あり カウンターにて発売中(¥300


2023年1月8日日曜日

書評に載った本 令和4年9月~12月

1月1日より、萩図書館1階 階段横にて

書評に載った本」の展示を始めました📚✨


令和4年9月~12月に新聞各紙に掲載された本のうち、

当館が所蔵している128冊を集めました。


掲載新聞は、

朝日新聞、読売新聞、毎日新聞、日本経済新聞、

産経新聞、中日・東京新聞 の6紙です。


書評欄には、話題の人物や事象など、

世相を反映するような本が多く掲載されます。


アフガニスタンの女性作家たちによる短編集

『わたしのペンは鳥の翼』(訳:古屋 美登里)


社会問題となっている「ヤングケアラー」の実録コミック

『私だけ年を取っているみたいだ』(著:水谷 緑)


想像力が刺激される古語を紹介した

『エモい古語辞典』(著:堀越 英美)

など、様々な分野の本がそろっています。

※一覧はこちら

ぜひ、本選びの参考にしてみてはいかがでしょうか?


新年も皆様のご来館をお待ちしております😊

おしょうがつ会

🎍新年あけましておめでとうございます🎍

2023年、うさぎ年最初の図書館行事おしょうがつ会を開催しました。

萩図書館のおしょうがつ会は、毎年NPO会員おひさまが読み聞かせや

カルタなどの楽しいお正月遊びを企画して行っています✨


さて、今年のおしょうがつ会は

おしょうがつ絵本の読み聞かせからスタートです📖


『おしょうがつのかみさま』

おくはら ゆめ/作 大日本図書




次は、今年の干支うさぎの出てくるおはなしです📖

『オオカミクン』

グレゴウール・ソロタレフ/さく ポプラ社



そして最後はみんな大好きな絵本の大型絵本📖

『だるまさんの』

かがくいひろし/さく ブロンズ新社



みんなで「だ・る・ま・さ・ん・の…」と言い合いながら

おはなしの時間は和やかに過ぎていきました。


そして次は、おしょうがつ会恒例のかるた遊びです😊

小さい子のグループと大きい子のグループに分かれて行いました。




読み上げられたおはなしの一部をヒントに
そのおはなしの描かれたかるたを取っていきます♪
かるたを取った子と、かるたに描かれたおはなしの題名を当てた子には
カードをプレゼント❕❕
終わる頃には、みんなたくさんのカードを手にして嬉しそうでした👦👧♬

かるた遊びは盛り上がり
あっという間の賑やかで笑顔たくさんの時間となりました✨
参加してくださった皆様ありがとうございました。

今年もたくさんのおはなしの時間やイベントを通して
皆様に充実した時間を提供していきたいと思います。

本年もどうぞよろしくお願いいたします🐇🌸































2023年1月5日木曜日

若い人に贈る 読書のすすめ 展示中

萩市では1月2日に「二十歳のつどい」が行われました

二十歳のみなさま🐰おめでとうございます。 

そんな✨新な一歩を踏み出す

✨若い人に読んでもらいたい本を紹介する運動

「若い人に贈る読書のすすめ」(公益法人 読書推進運動協議会)の中から

萩図書館に所蔵している本を展示しています。

場所:闘病記・介護記コーナー横

期間:1月末まで

✨「知ることから」未来は生まれる✨

✨つらい時、苦しい時を乗り越える力を✨

✨あなたは、なにから受け取りますか?✨

年の初めに

思いがけない

幸せな

「本との出会い」をしませんか🐰