現在の石巻市の基礎を築いたとされ、現地で顕彰されている川村孫兵衛についての講演と、
石巻市の被災状況についての報告会が8月20日に行われました。
「石巻の開祖 川村孫兵衛について
-実は長門国阿武の人物だった!-」
講師の方は三位ふるさと史の会代表の中村芳生さんです。
川村孫兵衛が関わった歴史、石巻の開発や、
孫兵衛関連の解説について紹介してくださいました。
「石巻市の被災状況ならびに橋野高炉跡について」
講師の方は幕末長州科学技術史研究会会員の小池太一さんです。
実際に石巻市に行かれた時の写真をスクリーンに表示し、
被災状況を紹介してくださいました。
「石巻に行って感じたこと」
最後はNPO萩みんなの図書館会員の藤田悦弘さんです。
藤田さんも7月に実際に石巻市に行かれ、
被災状況について感想を伝えてくださいました。
今回は三人の講師の方をお招きして講演を行いました。
萩の人にもあまり知られていない川村孫兵衛の紹介に加えて、
テレビや新聞でしか知ることのできなかった、
被災地の状況を見て改めて、考えさせられるものがありました。
多くの方のご参加ありがとうございました!
萩図書館では8月31日まで
川村孫兵衛と石巻の被災状況についての展示をしています。
詳しくはこちらです↓
「3.11東日本大震災地元紙が伝える被災状況」展
「石巻の開祖・川村孫兵衛重吉資料展」 展示中