昨年12月27日、日本政府はIWC脱退を表明しました。
見島、長門をはじめ、北浦地域では古くから捕鯨を行っていました。
今回 萩図書館では、捕鯨文化についての本を展示しています。
長州藩は、「鯨組」という組織で捕鯨を行っていました。
当時、見島は北浦最大の鯨漁場でした。
しかしやがて不漁で負債が膨らんだ「鯨組」は、
廃藩置県の後、独立をします。
北浦地方には、鯨に因んだ地名も多く残っています。
(これらの本参照)
幕末、ペリーが開国を求めて来航したのも、
米国の捕鯨業が大きく関係しています。
(こちらの本参照)
萩市の捕鯨の歴史はもちろん、世界の捕鯨の様子や、
捕鯨船になった船の絵本も展示してあります。
ぜひ、お手にとってご覧ください。