2021年10月29日金曜日

第4回ビブリオバトルチャンプ本 山口県大会㏌萩

10月24日(日) 第4回知的書評合戦 ビブリオバトル

チャンプ本山口県大会in萩 を開催しました!

会場には連日の肌寒さも吹き飛ばす

熱意を持った7名のバトラーが集結しました。

山口県大会は県内各地で行われたビブリオバトルのチャンプたちが

それぞれのチャンプ本を持ち寄って開催されます。

今年は毎回参加のベテランからニューフェイスの高校生まで

世代を超えたバトラーそれぞれの個性が光る大会となりました。

恒例のビンゴ大会も盛り上がりをみせたところで
いよいよチャンプの発表です。


栄えあるグランドチャンプ賞に輝いたのは
小川洋子さんが興味のある工場見学をされたエッセイ
『そこに工場がある限り』を紹介された下関市の田中信さん。
大人になっても好奇心を持ち続け
積極的に新しい世界に飛び込んでいく若い気持ちを忘れない。
著者とバトラーの人柄が伝わる発表でした。

本大会では新しい時代を切り開いた長州ファイブにちなみ
毎年5名のバトラーに「長州ファイブ賞」が贈られます。

今年の受賞者は

遠藤謹介賞『失はれる物語』の阿武未来さん(萩高等学校1年生)
伊藤博文賞『塩の街』の金子成美さん(萩高等学校1年生)
井上馨賞『きょうはなんのひ?』の松尾郁子さん(萩市)
井上勝賞『子どもたちの光るこえ』の徳重収さん(防府市)
山尾庸三賞『よるのばけもの』の羽野心大さん(萩高等学校1年生)

となりました。

今回も「人を通して本を知る。本を通して人を知る」
ビブリオバトルの魅力にあふれた大会でした。

今回紹介された本は発表者のコメントを載せて
萩図書館1階の階段下に展示してあります。
ぜひ、手に取ってご覧ください。


萩図書館では、毎年ビブリオバトル大会を開催しています。
本の魅力を伝えるバトラーとして
新たな本との出会いを求める観戦者として
皆さまのご参加を心よりお待ちしています。